海辺でバーを開くために

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バーの開店準備 - バーカウンター

海辺でバーを開く予定のLinoxです。今週は娘の春休みのため、少し時間をとって娘と遊んだり、美味しいものを食べたり、そして、嬉しいニュースがいくつかあったりして、充実した一週間でした。一方で、バーの準備で設計士の方や知り合いのお花屋さんともお会いしました。今回は久しぶりにバーの準備について書きたいと思います。

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南アフリカ出張、ヨハネスブルクのホテルでの朝食 by 妻

最初はバーの顔ともいえるカウンターの木を新木場の木材屋さんに視察しに行きました。あまり気にしたことはなかったのですが、新木場は名前の通り、木材関連の会社が数多くあるんですね。そんな中でうかがった木材屋さんは、建築で飲食店などの商業建築のプロの方々は知らない人がいないといわれるくらいいい高級木材を扱うところでした。

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フィラデルフィア出張のときに訪れた自由の鐘

自分の店のバーカウンターは5メートルはある大きな一枚板で作ろうと考えていて、設計士さんにいくつかよさそうな木材を見繕ってもらっていました。木というのは、使うまでに10年以上寝かせて乾燥させ、そりや変形がないようにしないといけないそうです。いくつか見た木はすべて10年以上寝かせたもの。木自体も大きくなるまでに何百年もかかるでしょうから、木材屋さんというのは非常にスケールの大きな商売ですね。

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どれも魅力的な木材

大きなバーカウンターに使うような木というのは、アフリカ産のものが多いようです。いろいろ見た中でもブビンガという木材が上品な赤みがあって、ライトをあてるとすごく映えそうです。銀座あたりのバーでもこれまではよく使われてきた木材だとのことですが、今では輸入できないため希少になった木材です。千葉の木材屋にもいいブビンガが一つあるとのことで、どちらを選ぶか、見積りなどをもらって決めたいと思います。

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候補の一つ、ブビンガの6メートル木材

木といえば、仲良くしていただいているお花屋にバーの外構の植栽について相談してみました。海岸に行く道沿いの店なので、夏は特に多くの人が通ります。夜は人通りは少なくなりますが、閉鎖的にはならずに、それでいて少しプライベート感が出るように、樹木をいくつか植えて窓の目隠しになればと思っていました。

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フィラデルフィアのステーキハウスで使われていたのは日本のナイフ

好きなナイフを選べます

メンテナンス性がよい方がいいので、暑さ、寒さ、乾燥、塩や風にも強い植物が理想です。海の近くなので南国的な常緑樹を植えて、夜にはライトで照らして雰囲気を出せればと思っています。これらを考えると、オリーブ、ユーカリ、シュロなどをメインで3,4本植えて、その間をオーガスタやコルジニネといった南国っぽい背の低い植物を植える感じでイメージを固めました。

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バーを外から見るとこんなようなイメージになるかなと

南関東の今日はいい天気、明日は雨模様のようです。今年の花見も車でのドライブで見るだけなので、少し海辺を散歩して、あとはバープランを考えながら、シャンパンでも開けたいと思います。読んでいただきありがとうございました。皆様、よい週末を!