海辺でバーを開くために

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七五三で、"鎌倉 いちりん はなれ" 最高の料理ともてなし

海辺にバーをオープン予定のLinoxです。今回は写真と記事がぴったり一致してます ^^

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焼きフカヒレの魚介スープ浸し、この後、さらに驚きの料理に変身します

義妹夫婦の娘の七五三祝いで、鎌倉 いちりん はなれで食事をごちそうしてもらいました。最高の体験だったので、はじめての食レポ記事です。東京で9年になるいちりんは洗練されたChineseで有名なレストランですが、鎌倉のはなれはオープンして3年になるそうです。鎌倉駅から歩いて15分ほど、少し離れた静かな場所にあります。カウンターは数席、個室が2室(今回はスイートとして続きで利用させていただきました)。どちらも違う中庭が見えるゆったりとした空間です。今回の個室の利用は、大人6名、5歳、3歳、1歳でしたが、カウンターの席からは離れていてあまり子供の声などを気にする必要もなく、畳の上でたのしくご飯と食事をさせてもらいました。席は最近の懐石料理屋では増えてきている畳の上に椅子をおいた形式で、大人も楽に食事することができます。

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入口からアプローチも情緒あるお店

大人はランチメニューで12品、子供は上品なチャーハンや餃子、ラーメンなどが楽しめます。メニューの中でも驚いたのが、1品から派生して複数の料理がつながっているところです。一番最初の焼きフカヒレのスープには、トリュフ掛けリゾットを最後に入れてフカヒレを堪能することができました。トリュフとフカヒレは初めての組み合わせでしたが、上品なフカヒレと魚のスープに濃厚なトリュフの香りと味がマリアージュして最高の1品でした!

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トリュフの香りと味がフカヒレスープにベストマッチします

いちりんのスペシャリテよだれ鶏丹波高坂地鶏。このよだれ鶏のソースに、肉とスパイスが絶妙の餃子、それから山椒を練りこんだ蕎麦とつけながら、料理は進みます。メニューの表記も楽しくて、"に つける行さ"、"からの麺"となってます^^

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白レバーがトッピングされてます。肉はしっかりした歯ごたえでジューシー

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につける餃子。餃子だけでも子供たちはお代わりするほどの美味しさ

他にも酔っ払い渡り蟹やレアホタテのあんかけ、五島列島のハタとキノコの火鍋、麻婆豆腐と、これでもかっ!というくらい横綱級の料理が次から次へときます。その中でもさらに驚いたのは山形牛シャトーブリアンカツサンド!もう、カツサンドじゃないですね。シャトーブリアンのやわらかで甘い美味しさをほんとに軽い衣であげ、薄めのパンではさんでます。ソースは荏胡麻の種のマスタード。どこまでも憎らしいほどこだわって、繊細な味を楽しませてもらえます。

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肉の柔らかさと食感が、すでにカツサンドではない!

デザートもソルベと焼き菓子、どちらも工夫がすごいですが、焼き菓子の山椒ガトーショコラは、甘さとスパイシーさが、シャトーヌフドパプと絶妙な組み合わせでした。

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デザートの焼き菓子とドライフルーツ5種

シャンパンもワインもお手頃で料理にあうものが揃えられてました。単に数だけではなく、マリアージュが意識されたラインナップも素晴らしいと思えるところでした。

つつがなく七五三も終わり、美味しいお酒と料理を堪能できて、最高の日曜となりました。スタッフやシェフの大人にも子供にも素晴らしい気配り。鎌倉にきて子供連れでおいしいものをゆったりと贅沢に味わうときには、ぜひ、候補にいれてみてはいかがでしょうか?自分の店づくりにも非常に参考になりました。

読んでいただきありがとうございます。