海辺でバーを開くために

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難しい問題は選択肢から選ぼう - シャンパンテイスティング

海辺でバーを開く予定のLinoxです。今週、東京では雪が降りましたね。ちょうどその日が娘の誕生日でだったので、急遽、エルサのドレスでホワイトバースデーパーティーにしました。ちょうどホワイトグラタンも作る予定で、白葡萄だけから作るシャンパン、ブランドブランも開け、白づくしの日となりました。

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スキー場からの富士山

前の記事でシャンパテイスティングの勉強を始めたことを書きました。難しいと思っていたシャンパンのテイスティングも続けていくといろいろな学びがあります。今日はその中の一つの学びについて書いていきたいと思います。

自分と妻だけのテイスティングでは、学びがまだまだ足りません。何かいい方法はないかなとネットで探していたところ、アカデミーデュバンさんの講師セレクションというシャンパンとスパークリングの講義ビデオ付きセットというのを見つけました。ビデオ視聴も期限付きではありますが何度も見られることもあり、「これはいい!」と即座に購入ボタンを押していました。 

その中の一つ、林麻由美先生の講義での学びです。テイスティング対象は Infinite Eight Cuvee No.8 Brut というシャンパン。まずは何も見ずに、香りとテイストを自分なりに感じてみます。妻と感想を言い合ってから林先生の講義ビデオに。香りを表現するのに、グリーンアップル、白桃、カルダモン、ブリオッシュと言ったさまざまな素材が出てきます。そして、言われてみると実際そのような香りやテイストが現れるのを感じます。

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飲み頃に冷えるとエチケットが銀色から赤く変色する面白い仕掛け

「やはりすごい人は凄いなー」と小学生のような感想を持ちながら、表現するための語彙を多く持つことの重要性を痛感しました。霧の中から何があるかを一から探すのではなく、霧の中に存在する可能性がある選択肢を想像しながら、その選択肢から選ぶようなイメージです。

そのシャンパンを表現する一つの素材として、レッドペッパーというのもありました。そこで、家のレッドペッパーを嗅いでみて、そしてかじってから飲んでみると、驚きの体験となりました。おそらくレッドペッパーの香りやテイストとシャンパンにあるその香りやテイストが同化することによって、ほかの香りとテイストが際立って感じられたのです。具体的にはミルキーでホイップのようなまろやかな甘みや風味が鮮明に感じられました。

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ずいぶん前に連れて行ってもらった銀座のシャンパンバー

VIP用の入口と個室もあり、ゴージャスでミステリアスな空間

前の記事で、ワインに比べてシャンパンのテイスティングは繊細で難しいと書きました。林先生の講義での体験から、工夫してテイスティングすることによって、より深くそしてより楽しく学ぶことができるということがわかりました。他にも学んだことがあるのですが、一回の記事の分量に達したので、また、次に書きたいと思います。

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ロンドンの卓球バー。照明を使った様々な工夫で、ゲームを楽しめます

週末の南関東はいい天気のようです。娘のバースデーウィークということで、美味しいシャンパンをトレーニングとして?飲んで、何度もお祝いしたいと思います。読んでいただきありがとうございました!皆様、良い週末を!