海辺でバーを開くために

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難しいテイスティングを簡単に - 強力な助っ人達

海辺でバーを開く予定のLinoxです。店の打ち合わせや仕様決め、いろいろな準備と本業の忙しさが重なり、ちょっと間が空いてしまいました。年末と同様、多くの企業が年度末となる3月末までは特に忙しさが続きそうです。

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砂遊びをする娘ときれいな富士山

さて、今回もシャンパンのテイスティングの話です。バーを開くために徐々に始めたトレーニングですが、だんだん楽しくなってのめりこんでます^^ まずは道具から?というわけではないですが、テイスティングするのに活躍しそうなものを2つ紹介します。

一つ目は当たり前ですが、グラスです。シャンパンを飲むのにも、いろいろなグラスがあるわけですが、自分の家ではフルート型という少し長細い形状のグラスが中心でした。ただ、香りをより楽しむためには、香りをグラス内にキープできるふくらみのあるチューリップ型というグラスが良いようです。家の小ぶりなワイングラスでも代用できましたが、それほどお金をかけなくてもいくつかの種類が売っているので、グラスによる香りのたちかたの違いも比べるために、買ってみました。

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オンラインショッピングは楽しいのでついクリックしてしまいます

家にあったフルート型と今回買ったチューリップ型

フルート型に比べると、やはりチューリップ型の方が香りの立ち方がゆたかになって、より香りを感じられるようになりました。グラスによる違いは?というと、そこまで繊細な違いはまだまだ感じられなかったですが、味わうときにグラスの薄さや形状で飲みやすいもの、味を繊細に感じられるものなどの違いはあるように思えました。総投資額というほどでもありませんが、全部で2万円もしないくらいなので、なかなかいい買い物だったと思います。

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ハーフボトルでテイスティング練習中

もう一つは、アロマスターというブラインドテイスティングのトレーニングの参考として開発されたキットです。88種類の香りが入った小瓶、それらの香りのチャート、ブドウ品種毎のアロマのリストなどが入っています。

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見るだけでワクワクしてきます

ワインのテイスティングに限らず、ものの香りをかいで似た香りを探したり、思い出すのはそんなに簡単なことではありません。前回のブログでテイスティングするときには、漠然と香りを思いだすより、選択肢の中から選んだ方が探しやすいのではないか?というお話をいたしました。今回のキットはまさにその選択肢の実際の香りを比べながら、ガイドとともに香りを探すことができるのがすごいと思います。

実際使ってみると、トレーニングとしてその香りを体に覚えさせていくのに有効だと感じます。また、プロの方が使う表現でわからないものもたくさんありますよね。ゼラニウムって何?サンダルウッドって?など、まったく香りがわからないものを知るのにもいいと思います。値段は5万円弱と安くはないですが、バーにも常備させて、お客様に使ってもらおうとも思っています。

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先月は娘の誕生月だったので、部屋が華やかな感じになってました

今週末の南関東はすごく暖かいようです。買ったグラスとアロマスターで、シャンパンのトレーニングに励みたいと思います。読んでいただきありがとうございました。皆様もよい週末を!