海辺でバーを開くために

サラリーマンが、ワインバーを出店するためのメイキングブログ ワイン/料理はもちろんのこと、海、旅行、仕事、生き方、ライフスタイルなど、いろいろな情報をアップしてます!

お手軽にフォアグラを食べよう!

はじめてフォアグラを食べたのは、20代のなかば頃でしょうか。東京だったか、シンガポールだったか定かではありませんが、どこかのフレンチレストランの1料理として食べたのだと思います。そのときの記憶はあいまいなものでしかないですが、その後、20代の後半に食べたフォアグラ体験は衝撃的に記憶に残っています。

f:id:barlinox:20200626164745j:plain

北欧レストランでのフォアグラ冷凍チップ

東京の中央線沿線に住んでいて、毎週のように通っていたイタリアンで、その経験は起こりました。24時くらい、店にいるお客は自分ひとり。そんなところに、常連の方が意気揚々と入ってきました。「新鮮でいいフォアグラが入ったので、シャンパンと飲もう!」

袋には1kg近くはありそうなフォアグラが詰まっています。そして、もう一つの袋からは、なんとドンペリのロゼ、いわゆるピンドンが出てきました。「やっぱりフォアグラにはピンドンが一番だよな」、一体、この人は何者なのか?お金持ちでありそうなことだけはわかります。

シェフがフォアグラとピンドンを受け取り、準備をし始めます。「お兄さんも一緒にどうぞ」なんと幸運な日!人生はじめてのドンペリで、焼いた巨大なフォアグラの塊にありつけることになりました。最初は少しずつ味わっていたものの、最後にはフォアグラの濃厚な油をシャンパンで口の中をさっぱりと流すみたいな贅沢な食べ方になってました。

f:id:barlinox:20200626164844j:plain

ストラスブールのレストランでのフォアグラ料理

フランスのストラスブールにいったとき、人生二度目のフォアグラ三昧を体験しました。ストラスブールはフォアグラの有名な産地ということで、フォアグラ料理をどうしても食べなければならない。ソテーしたフォアグラに、フォアグラのクレームブリュレ風を白ワインと一緒にいただきました。

この2回の経験で得たことは、フォアグラは一度に大量に食べるものではないということ。油が濃厚なので、最後の方は少し食べるのにまいってしまいます。フォアグラは少量でおいしい、何事も適度が大切です。

他の世界三大珍味であるキャビアやトリュフに比べて、フォアグラは手ごろに入手しやすいのではないかと思います。家の近くのスーパーには大きめの苺くらいの大きさの冷凍フォアグラが400円くらいで売ってます。

f:id:barlinox:20200627091736j:plain

フォアグラのお手軽ソテー

なので、たまに一つだけ買ってきて料理します。

お手軽フォアグラソテー

1. 冷凍のフォアグラに塩を少しふり、少量のオリーブオイルかバターで中火ソテー

2. 2-3分でこんがり焼けて中まで火が通ったらお皿にあげる

3. 残った油にバルサミコ酢を少し加えて、弱火で甘い香りがでるまで少し火を通して、ソースとしてフォアグラにかける

もし、フォアグラを見つけたときは、お手軽フォアグラためしてみてはいかがでしょう?別の世界の三大珍味のキャビアについては、ロサンゼルス空港のキャビアシャンパンバーの幸せ体験を下の記事で書いてます。よろしければ見てみてください。

 

barlinox.hatenablog.com

読んでいただきありがとうございました。よい週末を!