自分の才能に目覚めよう - ストレングスファインダー
海辺でバーを開こうとしているLinoxです。今回の写真は記事と関係あるものもいくつかあります ^^
会社で働き始めてから、評価や振り返りのタイミングで、「自分の強みは何か?自分の弱みは何か?」「今月、今年の良かったこと Work well は何か?改善点 Improvement Pointは何か?」といったことをレポートしたり、レポートされたりしてきました。以前から、「改善点をなおして、マイナスを0にする」という考え方にあまりなじめなかったのですが、ここ7-8年は、強みやよかったことにさらにフォーカスする、弱みは他の強みに転換できないかを考える、といった思考に完全になってきました。
在宅勤務が続く中で、本棚に眠っていた「さあ、才能に目覚めよう Now, Discover Your Strengths」という本を手に取って、自分の強みが何かわかる "ストレングスファインダー"というアセスメントを受けてみました。このアセスメントはこの本を買うとアクセスコードがついてくるので、書籍の値段で受けることができます。
この本で言われていることは、「人はだれでもいろいろなことに能力を発揮でき、成長の余地が一番あるのはその人の弱い部分である」というこれまでの認識を誤りとし、「人の才能は一人ひとり独自で永続的なものであり、成長の可能性が最も大きいのは強みとしてもっている部分である」という考え方を示したものです。すぐれた人々、マネジャーは、この認識に基づいて行動しているというのである。例として、ウォーレンバフェットやタイガーウッズ、ビルゲイツなどをあげています。買ってから長らく読んでませんでしたが、昔からの自分の考え方にすごく似ていて、なんで早く読まなかったのだろう?と思いました。
この考え方に基づいて、200万人にインタビューして開発されたのがストレングスファインダーというアセスメントツールです。現在ではこれを開発した「強みの心理学の父」と呼ばれているらしい、ドナルド O クリフトンの名でクリフトンストレングスとリブランドされてます。177の各質問に20秒以内で答えることによって、34の強みの中から自分のTop5の強みとそれに対するアドバイスを見ることができます。世によくありそうなアセスメントに似てるような気もするかもしれませんが、2択からあっている度合いを選ぶ質問は、これまで受けたような質問の対立概念ではなく、答えながら「うん?」とちょっと不思議な気持ちになります。自分と同じ才能を持つ人は世界にはおらず、5つの才能の組み合わせだけでも3,300万通りあるということでした。
この本を読み一番驚いたのが、この強みというのは変わるものではなく、永続的なものであるということです。なんとなく、いろいろな経験や知識をつけることによって、違う才能が出てきそうな感じはするのですが、「新しい知識や技術を習得することによって、才能は変わらなくても意欲的に取り組める新しい分野がみつかる可能性はある」ということでした。
自分の結果は下記の通りで、最上志向以外は戦略的な才能ということでした。それぞれの強みに対して、洞察やどのようにアクションしたらよいかということが、サイトのレポートでも、本でも見ることができます。信じるかどうかによって違いますが、これだけのことができて、1,600円というのはかなりすごいなと思います。
今週末は天気が悪いですね。台風がなるべく離れていってくれるのを祈ります。読んでいただきありがとうございます。