海辺のくらし、船のある暮らし
海の近くでバーをするからには、海にかかわる趣味があった方が楽しいわけで、サーフィンやボディーボードなど、ハワイや神戸にある人工サーフィン場に行ったりして、いろいろと体験してきました。が、憧れのサーフィンについては、そもそも、バーを開店する近所の海は、サーフィンに向くような波がたつところではありません。SUP(スタンドアップパドル)、ウインドサーフィン、ヨットなどがさかんです。
ヨットは最初に勤めた会社の先輩たちが乗っていました。船体の掃除要員、バーベキュー要員として、毎週のように乗らせてもらっていた時期もありました。ヨットの上から寝ころんでみる東京湾の花火の大きいこと、大きいこと。本当に素敵な体験でした。現在は、友達が小さなヨットを共同所有していて、たまに乗せてもらっています。
今年の冬、一念発起して船舶免許をとり、さてこれから練習してがんがん乗るぞ!と意気込んでいました。ですが、こういう状況になって、しばらくは操船技術を上げるためのセミナーなどが軒並み中止となっていました。そのため、初心者船長から、ペーパー船長になりつつあったところ、ようやく先月頃からセミナーが開催され、船上訓練できるようになってきました。
船に乗る楽しみは一言では言い表せませんが、その一つは陸からは見えない景色を見られることでしょうか。海の上から陸の方を見ていると、鳥になったような、魚になったような、空間と時間を贅沢に独り占めしているような気分になります。
国際ヨットレースに同行し、それぞれのマリーナで現地の食材での料理やお酒を提供する。日本チームの応援とそのほかの選手、ローカルの人とつながる。一番最初のブログにも書きましたが、そんな夢のような形態のバーができたらいいなぁと夢想してきました。現時点ではまずは海近の陸でのバー開店に向けて、準備をしています。でも、もしかすると、船舶免許をとることで、将来的に何か面白いことができるかもしれません。
冬には船上のメリークリスマス(言ってみたかっただけ^^:)もやってみたいです。
読んでいただきありがとうございました。