毎週パブで過ごしたイギリスライフ
常連だったバーの店長が得意だったタロットカードで占ってもらったのが、サッカー日韓ワールドカップが終わった頃。
「新しい場所に飛び込んでみるのがいいよ」と言われて素直に聞き、ちょうど人づてに知り合った留学コンサルタントの勧めで、あれよあれよという間に留学することになりました。
イギリス北部のパブの中には、サンデーカーバリーという日曜の昼食食べ放題的なメニューがあるパブがありました。住んでた学生寮の近くのパブにはその辺では有名なカーバリーがあって、ローストビーフ、チキン、ポーク、ダック、ターキーなどの肉を、地元のビールと一緒に楽しむことができました。野菜やパンもあって、ポテトもロースト、フライド、マッシュなど何種類かあります。ポテトの種類はそんなにいらない気もするけど。
毎週日曜にそのパブで日本好きのイギリス人に日本語教えてました。授業料はそのカーバリーとビール代。日本語の公開講座の宿題の添削とか、日本語のテキストブックの問題など、イギリス人が持ってきた教材を中心に行います。
そのパブの肉たち、朝からパブのシェフが仕込むのですが、しっとりしていて、脂っぽくなく、何種類もの肉を食べるのが毎週楽しみでした。また、ソースも肉によって微妙に違っていて、肉とともに味のバリエーションが楽しめます。地元の少し苦めのビールにすごくあう。日本ではビールは最初のいっぱいくらいしか飲みませんが、イギリスのパブでは2,3杯はいつも飲んでました。その後は、ワイン。
イギリスだと好きなスコッチやモルトウィスキーが多くおいてあるんだろうなと思ってましたが、パブではおいてあるところでも4,5種類。それもメジャーなものばかりでした。スコットランドのパブでもそうだったので、案外、地元の人は大体がビールでウィスキーなんて日常的には飲んでないんだなと思いました。
開こうとしているワインバーの場所は両隣とも民家なので、パブみたいなわいわいといった雰囲気にはできません。でも、常連の方がいつでも気軽に集まれるようなバーにしたいなと思ってます。ワインのほかには、カルバドスとグラッパも何種類か用意して。自分の大好きなお酒に囲まれたい、ではなく、大好きなお酒を味わってもらいたい。
ようやく少しだけワインバーのメイキングブログっぽい話ができました。まだ、あまり進展ないので、メイキングネタは少しずつ書いていきます。しばらくは海外ネタが続きます。読んでいただきありがとうございます。