海辺でバーを開くために

サラリーマンが、ワインバーを出店するためのメイキングブログ ワイン/料理はもちろんのこと、海、旅行、仕事、生き方、ライフスタイルなど、いろいろな情報をアップしてます!

バーの楽しみ方、自分のカクテルを作ろう!

成人してから約10,000日。人生の各ステージで、バーに通った日数を見積もってみると、20代 1,200日、30代 1,500日、40代 600日、トータル 3,300日、3日に1回はバーに通ってる計算になります。バーの軒数で考えると、20代、30代は、1日に複数軒はしごしていたのが普通だったので、延べ5,000軒以上のバーに行ったことになります。自分の記憶をたどって、1 拠点あたりの開拓店舗数などを考えると、国内外含めて500軒くらいがこれまで経験したバーの数となる計算。バー1軒あたりに使う平均金額は、、、計算結果が怖いのでこれはやめておきます。

その中でこれまで100回以上通ったと考えられるバーやパブはおそらく5軒くらい?東京が2軒、神奈川1軒、イギリス1軒、金沢が1軒。東京の1軒は閉店、もう一軒は別のオーナーに。神奈川とイギリスは不明。残りは学生時代から一番長く通っている金沢のバーで、こちらは今も健在、帰省したときに必ずよるバーです。

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色がきれいなジャックローズ、フレッシュざくろがあるときは必ず頼みます

さて、自分の場合、「今日の一杯目は何を飲むか?」というのを考えながらバーに向かうのが常なのですが、おいてある酒やフルーツの種類、店の雰囲気、その日の気分や体調、気候、マスターや常連との会話など、その日の飲むお酒を決定する要素はさまざまあります。また、その年代、年代によって、好みとするお酒も変遷してきました。極端なのは、ポルフィディオというテキーラを飲んでいたころ。その空き瓶を店の周り1周にならべたら、店の名前をポルフィディオにしようというマスターとの会話ではじめたポルフィディオ祭り。他の常連も巻き込んで、数カ月かけて30本近く空けました。店の周りをそのテキーラの空き瓶で並べつくして燃え尽きたのか、それ以降、テキーラをバーで飲むことは極端に減りました。ちなみに、店の名前は変わりませんでした。

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南国のバーで飲むのが一番いいけど、日本でもピニャコラーダはよく飲みます

バーやバーテンダーごとに、自分のお酒、自分のカクテルを見つけるというのは、バーの楽しみ方の一つだと思います。自分の一番好きなお酒やカクテルは?と聞かれても、多すぎて選ぶことはできませんが、一番印象に残っているのは「A#(エーシャープ)」という自分で考案してバーテンに作ってもらっていたカクテルです。

カクテルというよりはブレンドウィスキーなのですが、レシピは次の通り。ショットグラス、またはリキュールグラスにアイリッシュウィスキーのジェムソンを注ぎ、そこにモルトウィスキーのラガブリンを1スプーン注ぐというものです。ジェムソンのAの音に似た甘く少しアンニュイな味を、ラガブリン正露丸のような味で半音?あげるというのが名前の由来です。このカクテルは、東京の中央線沿線に住んでいたとき、数店舗のバーで共通して頼めるレシピでした。頼むのは自分ひとり、まさしく自分だけのカクテルです。

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一時期仕入れがなくなったけど最近は飲めるクラマトで作るブラッディーシーザー

皆様のお好きなお酒は何でしょうか?家飲みが増えるこの頃、自分で作っている方も多いかもしれませんね。自分の好きなカクテルやお酒もたくさんあるので、またいつか紹介できればと思います。早くバーで楽しく飲むことができますように。

読んでいただきありがとうございました。