海辺でバーを開くために

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アロマスターを使ってワインテイスティング修行①

海辺でバーを開く予定のLinoxです。皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?自分は明るいうちから飲んで、食べて、寝て、の繰り返し。合間に、読書して、考え事して、たまに掃除や片付けをして、のんびり過ごしてました。

先週の店の準備の方は、音響設備の搬入や、設計士さんとの打ち合わせ、ガラスやカトラリー、プレート、カウンターチェアなどの検討をしてました。また、直近3年間のビジネスについて、いろいろと考えたり、家族のアドバイスをもらったりで、大まかな方針ができたように思います。

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バーで使いたいと思っているカウンターチェアー

さて、今回はワインのテイスティングのトレーニングで使っているアロマスターというキットについて、詳細に書いていきたいと思います。アロマスターというのは、ブラインドテイスティングのトレーニング時で参考になるように開発されたキットで、88種類の香りが入った小瓶、それらの香りのチャート、ブドウ品種毎のアロマのリストなどが入っているものです。以前、テイスティングの強力な助っ人の一つとして、ご紹介しました。

ワインのテイスティングで使う香りって独特の表現が使われたりしますよね。例えば、枯葉や火薬、濡れた犬の香りなんて表現もあったりします。このアロマスターに含まれている香りで、日常的には使わないようなものには、ヨウ素、火打石、木のコケといったものがあります。アロマスターではワインの複雑な香りを体系的に理解するために、香りが12のグループに分けられています。さきほどのヨウ素や火打石はミネラル、木のコケは森の下生えというグループにカテゴライズされています。

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12にカテゴライズされたワインアロマリスト

わかりやすいグループではフルーツや花、植物の香りといったものがありますが、その中でも、これまで聞いたことのない名前やすぐに想像できないものがいくつかあります。グーズベリースイカズラ、サンザシ、菩提樹などなど、、、これらをイメージするのに役に立つのがそれらのスケッチ。下記のようなスケッチのリストもついています。

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ナンバー45から88までの香りの元のスケッチ

アロマスターのキットの中で面白かったものは、アロマスターゲームというもの。ワインの生産地毎に特徴のあるワインの香りをワインアロマの瓶をかぎながら順々にあてていき、ワイン生産地がマップされた世界地図のスタート地点(ニューヨーク州)から、ゴール(ニュージーランド)をすごろくのように目指すというゲーム。マニュアルだけを読んでもやり方がいまいち理解できてないのですが、どちらにせよ香りを生産地毎にあてるというのは高度すぎるのでしばらくは使わないと思われます ^^;

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アロマスターゲームのボードと駒

次回は、香りのトレーニングをしていて、特に難しいと感じたり、「?」となったことなどを書きたいと思います。そのときに、もう一つのツール、アロマチャートについて、ご紹介したいと思います。

週末の南関東は、天気も良く厚くなりそうです。少しはテイスティングの勉強もしながら、楽しくワインを飲みたいと思います。読んでいただきありがとうございました。皆様、よい週末を!