海辺でバーを開くために

サラリーマンが、ワインバーを出店するためのメイキングブログ ワイン/料理はもちろんのこと、海、旅行、仕事、生き方、ライフスタイルなど、いろいろな情報をアップしてます!

楽しむことが最強

海辺でバーをオープン予定のLinoxです。今週のバー準備ですが、、、外溝の植栽を仕上げてもらう予定だったのですが、台風の接近ということで来週初めに作業が変更になりました。バーが海の近くで湿気がすごいので、湿気対策として除湿機やいくつかグッズを買って、セットアップをしています。限定オープンもまだ先になりそうですが、店にいる時間をもう少し長くして、換気をしたり、他にしなければならないことを、リストアップしていかないといけないなと思ってます。

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近所の絶景ポイント、夕方はカメラマンも多くいます
運がよければ、江の島、富士山が夕日に映えます

さて、今回はライフハックのお話です。許成準さんという組織作り、リーダーシップなどの研究をされている方が出された「天才たちのライフハック」という本を読みました。ライフハックという言葉はここ数年よく聞くようになった言葉ですね。許成準さんは、毎日の小さな行動で人生に大きな変化をもたらすテクニックを「ライフハック」と呼んでます。そして、天才たちがそのライフハックに使った道具が習慣だと言われていて、国内、海外、時代もさまざまな78の天才たちの習慣をピックアップしてくれています。

その中からアレクサンダー・フレミングというペニシリンを発見したイギリスの細菌学者のライフハックについて紹介したいと思います。彼は医者免許をもち、大学で医科教授をやっていたのですが、毎日、細菌を使って遊ぶ習慣があったらしいです。例えば、細菌で文字を書いたり、絵を描いたり。この行為には特に目的があったわけではなく、「細菌についてもっと知りたい」という情熱と、細菌で遊ぶのが楽しいという理由だけだったそうです。ちなみに、絵を描くときに、細菌でいろいろな色を作るにはかなりの専門技術が必要になるそうです。

ある日、彼は細菌のサンプルを隔離せずに休暇に入ってしまい、細菌にカビが発生する事態になってしまいます。普通の人ならそのまま廃棄するものを、彼は何がおこっているかを興味をもって観察し、カビが細菌殺していることを見つけました。それがペニシリンの発見だったということです。孔子の言葉に「知る人は好む人に勝てない。好む人は楽しむ人に勝てない」というものがありますが、楽しんで遊ぶように仕事する人が最強だと許さんは結論づけています。

以前、自分が好きなことを仕事にできるのか?といった記事を書いたことがありました。

このときは、好きなことをするために、失敗したとしても、やりたければ実験すればいいといったことを書いてました。フレミングの話を読んで、難しく考えなくても、彼がしたことや、孔子の言葉のように、シンプルに自分が楽しめることを、やっていけばいいんだなぁと思うと、肩の力が抜けて楽になるような気がします。目的や成功を目指してではなく、純粋に楽しむこと。これが生き方としても最強だと思いました。

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娘と富士山見ながら朝ごはん

他にも面白い話が多いので、また紹介できればと思います。この本は1つ1つのエピソードが短くまとまっていてさっと読めるので、もし興味があれば手に取ってみてください。

今週末の南関東は台風がきてますが、日曜、月曜は晴れそうです。久しぶりにボートに乗って海遊びする予定です。読んでいただきありがとうございました。皆様、よい週末を!