ダイエットには刷り込み、成功する3つの秘密
あと6か月。会社の在宅勤務が来年の1月までのびました。職業柄？コロナ前も週に2日程度は在宅勤務していたのですが、家族3人、ずっと家にいるという経験は貴重な気付きを多く得ることができました。そして、せっかくなので新しいことをいろいろ試してきてますが、その一つが健康に関する取り組み。その結果、5キロ減量することができました。今日はそれを振り返って、どうやって体重が落とせたのかを書いてみたいと思います。
食べることとお酒を飲むことは人生の最も重要な楽しみの一つなので、おいしい料理やお酒をいただけることをなるべく長く続けたいと思って、40代後半から健康に気をつかうようになりました。Body Mass Index、BMIは自分の体重の目安を知るうえで使われる指標の一つですが、自分のBMIは21で標準的な体重。なので、ダイエットしようと思ったわけではないですが、毎日在宅勤務になってから健康のために以下のことにチャレンジしてみました。
- 週3日のノンアルコールDay
- 好きなときに少しだけするなんちゃって筋トレ
- 好きなときに少しだけするなんちゃってトランポリン
これだけを4カ月続けて、5キロのダイエットと、中性脂肪やガンマGTPなどいろいろな数値の改善が見られました。
ダイエットに限らず、何かを続けようとしても、継続することって難しいですよね。今回の減量と体質改善の秘密は、「すりこみ」「楽しく、好きなように」「サイクル」の3つが組み合わさってうまくいったのかなと思ってます。
ワインが大好きな自分にとって、ノンアルコールDayを3日もとるのは難しいかなと思ってました。それを助けてくれたのが最初のポイントで一番重要な「すりこみ」。ワインを飲まない日は炭酸水を飲みながら食事をしていたのですが、いつもあるシーンを思い浮かべて食事をはじめてました。それはある海外のドラマの1シーンなのですが、事件をおこした犯人を、それを追っている組織の一人が探しながら飲み物を頼むシーン。リゾート地のバーで「Club Soda」と炭酸水をかっこよくオーダーして、それを飲みながら、犯人が来ないか目を光らせて仕事をしているという場面です。ほんとに些細なシーンなのですが、このシーンを思い出しながら炭酸水を飲んでました。頭に「すりこんだ」ドラマのシーンを思い浮かべることによって、炭酸水を飲む行為をかっこいい行為にして、ワインを飲みたいと頭に思わせないようにしていたのです。
残りの週4日は、いつもどおりおいしいワインと料理を思う存分食べて飲みます。継続させる意思を持ち続けるには、楽しくて好きなこともして、がんばった自分にご褒美をあげなければなりません。「楽しく、好きなように」。これまで同様、楽しい気ままなディナーを家族で楽しみます。「楽しく、好きなように」というのは、なんちゃって筋トレとなんちゃってトランポリンも同様で、好きな音楽を聴きながら、楽しく、やりたいときに、やりたい分だけやるという方式をとってます。
以前から体の数値を見るために定期的に健康チェッカーというサービスを使っていました。現在では2カ月に1回利用してますが、自分の血を少しとって送ることで、体のいろいろな数値を可視化してくれるサービスです。この2カ月の間、いろいろな試みをやってみると、2カ月後にその成果を検証することができます。この「サイクル」をまわすことも、ダイエットがうまくいった理由の一つだと思います。
最近、ロルフ・ドベリーというスイスの元企業経営者で、現在はコラムなどを多く執筆している人の本を読んでいます。この著者は心理学や哲学の学びをわかりやすく読みやすく書いてくれていて、生きていくのにいくつかの指針を与えてくれる本だと思ってます。その本にも、継続的に取り組めない行為「先延ばし」への対策について書かれています。継続するための意志力はバッテリーのように機能するので、精神力を消耗したらバッテリーを充電することが大事、そして期限を設けることが先延ばししないためには重要と書かれていました。ふむふむと思いながら読んでいますが、このこと以外にも「そうだよなー」とためになるようなことがいっぱい書かれているので、よろしければ手に取ってみられてもいいかと思います。
以上、自分がダイエットできた3つの秘密でした。これからも楽しく健康を維持していきたいと思います。
「楽しく、好きなように」している簡単おうちご飯レパートリーの一部を、以前の記事でも紹介しているので、よかったら見てみてください。
梅雨明けできれいな海を見るのが待ち遠しいです。 読んでいただきありがとうございました。
